横浜市グループホーム連絡会

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横浜市グループホーム連絡会について

横浜市グループホーム連絡会は、運営委員会運営のA型グループホームがスタートした翌年1986年6月に発足しました。

スタート当初は2か所で、当時全国的にも前例がない重い障害のある人たちが入居するグループホームでしたので、連絡会でいろいろ相談したり支え合いながら運営の難局を幾度となく乗り切ってきました。

発足から30年以上が経過し、連絡会に加入しているグループホームは139か所(2019年9月現在)となりました。

現在もお互いが支え合って障害者の方々がよりよい地域生活ができるようにと願って活動を続けています。


発足した当初のグループ名が入った旗

 

活動内容

本会は、次の3つの柱を活動の中心としていきます。

要望・運動
小さい運営主体の課題や必要なことを考えるところ。
グループホーム事業にとって必要なことを行政に要望していく。
利用者主体(参加)
入居者を中心にすえた会運営・活動が大切。  
入居者の立場での要望や意見をいえる場面の設定。
行事・企画をおこなうだけではなく、目的に沿った活動内容。
GH関連の情報収集・周知
HP、メール等での情報発信。
定例会で情報発信・意見集約など  支援者会で意見集約など

グループホームの基本的な
考え方(大事にしていること)

グループホームはそこに入居する人の家です

グループホームの運営は入居者を中心として行われます


家の機能とはまずくつろぎの場であるということです

外でどんな嫌なことがあっても、家に帰れば受け入れてくれる人が待っている。
グループホームはそんなところでありたいと考えます



グループホームは生活訓練の場所やしつけの場所ではありません

生活力の向上や社会性というのは、いろいろな経験の積み重ねの結果として 身につくものです。
色々な経験をする機会を大切にしたいと考えます


グループホームの生活は入居者の意志に基づいてできあがるものと考えます

グループホームはすべての入居者が、自分の意志を表現できるところでありたい
と考えます。しかし入居者の多くは自分の意志をうまく表現することが苦手です



意志の表現が苦手な人に対して、二つの努力が必要です

  1. 運営にあたるものや職員が入居者の気持ちを正しく理解しようとする努力
  2. 入居者自信が意志を表現しようとする力を育てていく努力

グループホームは入居者の要求や生活を中心に据え、 入居者が話し合いや決定に加わった活動を進めていきます

グループホームで大切なのは箱や建物ではなく理念です

 

横浜市グループホーム
連絡会のこれまで

1984年 ふれあい生活の家、ダンボ設立
1985年 A型グループホーム試行事業開始
1986年 横浜市グループホーム連絡会発足(1986年6月1日)
この後、毎年グループホームに関する要望書を横浜市に提出
1989年 国のグループホーム制度開始(精神薄弱者地域生活支援事業)
1991年 地域活動支援事業(グループホーム緊急時支援)開始
1992年 グループホーム体験入居事業開始

連絡会第1回総会開催
・グループホームの基本的な考え方
・入居者部会、職員部会、運営者部会
・機関誌まちの中で、れんらくかいニュース
1993年 グループホーム制度本格実施(重度加算、グループホーム運営支援強化)

障害者地域作業所・グループホーム職員ハンドブック
グループホーム設置・運営マニュアル
1999年 神奈川県知的障害者生活ホーム・グループホーム実態調査
・神奈川県下の知的障害者グループホーム関係団体で調査をおこなう
・はじめての入居者本人調査
2007年 入所施設待機者調査(3連絡会、守る会連盟、神奈川県立保健福祉大学社会福祉学科、障害者支援センター)
2012年 障害者グループホーム入居者等の高齢化に関するアンケート調査
2015年 支援の難しい人のグループホームに関する調査